Kantha Quilts インドの手仕事 カンタキルトのトートバッグ
販売価格: ¥5,500(税込み)
インドの手仕事、カンタキルトのトートバッグです。古くからインドでは「古布には邪悪なものを遠ざける力がある」と言われており、布をとても大切にします。こちらはサイクルシルクやサリー(民族衣装)などを重ねて刺し子を全面に施すことによって、やさしい肌触りはそのままに、しっかりとした厚さと強度を兼ね備えています。古布がもつ風合いが美しく、肌との馴染みの良いこと。インドのデザイナー「KuruKuru.co」さんがハンドメイドで作ったお品で一点ものです。
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ラッピング可
- サイズ
- 約H45xW36(cm)
- カラー
- 画像をご覧ください
- 素材
- ヴィンテージキルト生地(裏地:綿)
- その他
- カンタキルト
インドの手仕事
カンタキルト
ちりめんもように全体にシボがある不思議な古布。
刺し子刺繍の美しい布。
それが、インドの手仕事「KANTHA -カンタ」です。
インドは、古来より、布という物的・文化的資源によって、世界中のひとびとをその地に集めてきました。
カンタキルトは、東インド・ベンガル地方の農村から生まれたと言われており、その歴史はとても古く、500年前の書物にもその記述が残されているのだそうです。
古くからインドでは「古布には邪悪なものを遠ざける力がある」と言われており、布をとても大切にします。
寺院には人々の祈りの象徴として古布が捧げられたり、祈祷師は古布を結び付けた杖をつかいお祓いや病気の治療を行ってきました。
家庭の中で集めておいた古布を繋ぎ合わせ一枚のキルトに仕立て直したのが「カンタキルト」の始まり。
古い布を粗末にせず、身近なお守りとして大切に扱うという風習は、生活の中でごく自然と定着したのでしょう。
そしてこちらは刺し子刺繍「カンタキルト」の古布を使用して作られたトートバッグ。
このバッグを作っているのは、インドの女性デザイナーさん。
カンタの美しいジャケットや、バッグをハンドメイドで作っています。
カンタはリサイクルシルクやサリー(民族衣装)などを重ねて刺し子を全面に施すことによって、やさしい肌触りはそのままに、しっかりとした厚さと強度を兼ね備えていて、
やわらかく、肌馴染みの良さが魅力。
生地を縫い合わせているので、ひとつずつ表情が異なります。
こちらのバッグはハンドル裏のカラーがユニーク。
裏地にはデッドストックの綿生地が使用されていて、素材選びにこだわって作られています。
ひと針ひと針、丁寧に刺されたステッチがいとおしいこと。
その綴られた日々を知ることはできませんが、生地にこめられた想いと時間を受け継ぎ、次につなげていく。
現代社会で見失いがちな、純粋さ、力強さ、そして価値の本質を、カンタが私たちに教えてくれます。
バッグとしての役割はもちろんのこと、カラフルで美しいカンタキルトはインテリア空間を素敵に彩ってくれますよ。
生地の状態もさまざまです。
古いものはダメージがある部分もありますが、ヴィンテージ好きとしては歴史の重みを感じさせるこの風合いに惚れ惚れしてしまいますよね。