パンとどうぶつとラトビアと
こんにちは、quote中のひとです。
いよいよ梅雨到来。
雨の日は頭痛がするし、仕入れも発送も大変だし、雷がなるとうちの老犬が怯えるし、シロダヌキはグレムリン化するし。
※シロダヌキは湿度が苦手で雨の日はおかしくなる
「梅雨、やだなあ」と億劫に思っていたら、奇跡がおきた。
quoteにおいしいパンが届いた。
左のおいしそうなやつは「ケークサレ」と言うらしく、塩ケーキ(サレ、が塩)を意味するのだそう。
いつも「シュトレン」を送ってくださる素敵な女性が「食べて欲しくて」と送ってくださいました。
天使なの…? 神様なの…?
ミラクルは続くもので、今日はなぜか雨が降らない、快晴と曇り空のちょうど間のような心地よい天気。
「プランツキラー」と呼ばれた昔の汚名をブルンブルンに振り払い、最近ガーデニングと野菜づくりにハマっている私は
朝からせっせとハーブを摘んで、
ハーブティーにでもしようかと考えていたので、
いや、もうこれにぴったり。
はじめて味わう「ケークサレ」、ぎっしりと詰まった野菜やお豆の具材の風味が口いっぱいに広がって、ほんのりチーズ味。
心地よい幸福感をもたらしてくれます。
これはきっとワインに合うぞ… ゴクリと喉を鳴らしました。
母から北海道ワインをもらったばかりなので、夜はワインと一緒にいただきましょう(むふふふふ….)。
右側のパンは「丸パン」です。
ガシューナッツの他に、ラトビア産のクランベリーがまるごと入っていて、これまたおいしい。
こちらは明日の朝食に、香り高い紅茶と共にいただこうではないか。
ひゃひゃひゃひゃっっ (変な声だしてごめん)
この日身につけていたエプロンもラトビアの作家さんのものだったので、運命を感じます。
料理って、本当に人柄が出ますよね。
思いやりや、温かさが素材の一部となって、料理に宿って、それが個性となり味となる。
梅雨がきてしまったけど、雨の音を聞きながらくつろぐ時間もそう悪くないはず、と思えました。
どんよりとした心を一瞬で変えてしまうのですから、これはもう魔法のパンです。
あっ…
そんなことを考えていたら、おいしい香りに誘われて、猫がやってきた。
あっ….
あっっ!
一番すばしっこいやつが来てしまったので、カメラはここでおしまい。
ごちそうさまでした!
みなさまも、やさしい梅雨をお過ごしください。
そして素敵な贈り物をありがとうございました。