猫 × 芸術

「Niaski」は英国在住のグラフィックデザイナー・イラストレーター。

quoteのバイヤーが英国人の友人からもらったポストカードが彼女の作品で、すっかり一目惚れ。

Niaskiに連絡を取り、他の作品を見てみたところ、ポストカードだけでなくプリントアートやバッグもあったので、ほくほくと仕入れてみました。

「あれ、この絵どこかで…」と思いました？

ええ、そうなのです。彼女の作品の最大の特徴がそこ。

モネ、ピカソ、ゴッホ、フリーダ、クリムトなど、名前を挙げたらきりがないですが、とにかくアート好きの彼女。

美しく繊細で大胆で、心を揺さぶり、歴史を語る世界の偉大なる画家たちに敬意を込めて。

世界的な画家の代表作に「Niaski」らしい味付けをして、パロディーチックに描いています。

そして、その味付けとは。

四足さんです。

本来ならいないはずの子、ちゃっかりと紛れ込んでいる。

クリムト風の絵画には、まるで液体のように猫がぬるりと入り込み「あれ、もともといたんだっけ」と錯覚させるほど、自然に美しく描かれています。

パブロ・ピカソも、フィンセント・ファン・ゴッホも。

Niaskiの手にかかれば「パブロ・パグァソ」、「フィンセント・ファン・ドッグ」に。

制作はすべて自宅の小さなアトリエで。

猫アシスタントと一緒に、自由でプレイフルな作品を生み出しています。

2022年は英国にショップもオープンした「Niaski」。

これからの活躍も楽しみです。