新型コロナ「自粛はなぜ必要?」「お金どうしよう」についてまとめてみました
[2020年4月6日]
みなさま、こんにちは。
Stay At Home(おうちで過ごそう)、今週末も“巣ごもり巣ごもり”でブログをお届けしております。
さて、毎日のニュースはコロナのことばかり。
「コロナ疲れ」という言葉もあちこちで飛び交っていて、ウイルスそのものの問題だけでなく、お金、生活、仕事など、さまざまな問題が浮かび上がっていますね。
今日のブログでは、新型コロナは「自粛がなぜ必要」なのか、「お金どうしよう」を解決するヒントを、できるだけ分かりやすく簡単に書いていきたいと思います。
- 新型コロナ「自粛はなぜ必要?」
- 最高に分かりやすい! 新型コロナの情報サイト
- 「もらえるお金」を知ろう
- 「借りれるお金」を知ろう
- 税金、公共料金の支払期限を延長できるかも
- 時代を武器に。無料のサービスやアイデアを役立てよう
- 今こそ学びのとき。
quoteの現状からお話すると、うちは少人数で運営していますので感染のリスクも低く、また、もともとリモートワークのようなオンラインストアですので、幸いなことに今のところは休業の必要はありません。
それでも、前年比で見ると売上は大幅に減少していて、日本中の方が今「お金をセーブしよう」という動きになっていることは、数字からも見て取れます。
オンラインストアでこの状況なのだから、実店舗のお店や、中小企業の被害は相当なものでしょう。心が痛みます。
新型コロナ「自粛はなぜ必要?」
でも、自粛をしなければいけない理由。
それは「今の日本」の状態を、少し前に体験したNY在住の女性が語っています。
「ニューヨークも少し前まで今の日本みたいだった」
「普段はマスクなんかしない自由なアメリカ人が、今は全員マスクも手袋もしてる」
「まるでバイオハザード」
狂気すら感じる、NYのリアルな声。本当にやばいんじゃないか…と身震いします。
でも、他の国が少し先を歩いて、未来の姿を教えてくれている。今ならまだ間に合う。
医療崩壊して、助かるはずの愛する人を失ってしまうくらいなら、今は自粛して踏ん張ろう。
桜はまた来年見れる。仕事はまた一からやりなおせる。でも命は。
最高に分かりやすい! 新型コロナの情報サイト
最近は、新型コロナに関する情報が多すぎて、何が本当で何が嘘なのかまったく分からない。
嘘(デマ)に惑わされると、トイレットペーパー事件のように世界中がパニックに陥ってしまう。
そうならないために、みんなが正しい情報を知り、共有することは何よりも大切なことだと思います。
私も、いろいろな方の発言やサイトを徘徊しましたが、どこも言葉が難しく(笑)、昭和漫画のように目がクルクルまわってしまって。
結果的にしっくりきたのはこちら。
コロナウイルスとの闘いを「長期戦マラソン」と例えた、山中伸弥氏のウェブサイト「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」です。
改行スペースが広めにとられていて、とにかく読みやすい。
情報も分かりやすく整理されていて、頭にスーッと入ってきます。
エビデンス(証拠)に基づき、今、“誰”が“何”をしないといけないか、また、“日常生活において気をつけること”などが分かりやすく解説されていて、とにかく参考になります。
「敵を知り己を知れば百戦殆からず」戦うためにはまず、敵(コロナ)を知ることです。
「もらえるお金」を知ろう
「自粛してね」「家にいてね」では済まされない問題もありますよね。お金です。
新型コロナの救済措置として用意されている支援金(もらえるお金)はこちら。
住居確保給付金(失業や収入減少で家賃が払えない個人の方向け)
小学校休業等対応支援金(個人の方向け)
小学校休業等対応支援金(事業主の方向け)
雇用調整助成金の特例措置(事業者の方向け)
持続化給付金(事業者の方向け)
「私もらえるかも」と思ったら、電話で窓口に相談してみましょう。
支援金はまだまだ種類が少ないですが、もう少し増えそうですよね。分かり次第、追記します。
万一、新型コロナウイルス(COVID-19)にかかってしまったら。急激な市場の変化によって仕事がなくなったら。
その時に、公的機関からどんな支援が受けられ、いくらお金がもらえるのかを試算してくれる「手当・支援金シミュレータ」というサービスも登場しています。
とても簡単に、シミュレーションができますので試してみてね。
「借りれるお金を知ろう」
融資は「借りるお金」のことです。
「自社にどの制度が使えるのか分からない」という方もきっと多いですよね。そこで見つけたのがこちら。
プロトスターさんの「新型コロナウイルス対策融資・保証まとめ最新版」。
シミュレーションを使って、YES/NOで答えるだけで、自分がどんな制度を利用できるのかが分かります。
制度がわかったら、次のアクションも教えてくれます。
作った人すごいな…. !
また、マネーフォーワードさんの「新型コロナウイルス 支援情報まとめ」では、地域別で融資や助成金を調べることができます。※個人向けは準備中
税金・公共料金の支払期限を延長できるかも
納税の猶予制度もあります。
住民税や所得税など、収入減少で支払いが難しい場合は税務署に相談して、1年間猶予してもらいましょう。
また、休業や失業により電気、ガス、水道などの公共料金が払えなくなった場合も、支払期限を延長してもらえるようです。契約会社に相談してみてくださいね。
時代を武器に。無料のサービスやアイデアを役立てよう
とんでもないことになったな、とすべてに失望しないでほしい。きっと、道はあります。
アイデア次第で解決できることもあると思うのです。
たとえば、飲食店向けのこんなサービス。
その名も「さきめし」。
「さきめし」とは、もともと同社が提供していた「ごちめし」アプリの機能を使って、外出の自粛などで今はいけない自分のお気にいりのお店に、「後でたべに行くよ!」の応援の気持ちをこめて食事を先に購入して、落ち着いた後に食べにいこう、という活動なのだそう。
店舗側の負担となる利用料・手数料は、「
ちなみに、「さきめし」で応援したい店舗がまだ登録されていないという方には、ごちめしアプリで使える「推しめし」という機能があるそうです。
そして、4/20(月)には「みらいの食券」というサービスもリリースされます。
こちらは、喫茶店にあるコーヒーチケットのように、そのお店の「食券」を購入できるサービス。
チケットを購入することでそのお店のファンであることを伝えることができ、お店側は回数分の収益が事前に得られるので経営が安定します。
サービスを提供しているのは、熊本県の「PREO DESIGN」という会社。
代表者さんが飲食店出身で、30代でデザイン業に絞るまでずっと兼業で飲食に携わってきたのだそうで“自分を育ててくれた業界への恩返し”としてサービスを立ち上げました。
心温まるストーリーに、ほっこりしますよね。
そしてグーグルは、Google マップのAndroid版・iOS版アプリでデリバリーやテイクアウト対応の飲食店を検索するボタンを追加しました。みんな仕事早いね!
コロナ対策のために、急遽「持ち帰り」や「デリバリー」のサービスをはじめたお店は、すぐにGoogleにお知らせしましょう。
新型コロナ対策で持ち帰りや宅配などのデリバリーを開始したらまずはGoogleマイビジネスに登録しましょうの記事が分かりやすかったので、参考にしてみてね。
Instagramも活用してください。
函館では「#函館テイクアウト」のハッシュタグで検索すると、テイクアウト可能なフードが見られる仕組みづくりをしているのだそうです。
宮崎県では「#togomiyazaki 」のハッシュタグが登場。
県内のテイクアウト(お持ち帰り)できる飲食店を紹介して、みんなで応援します。
宮崎にこんな素敵なお店があったなんて! 嬉しい発見もあり、ヨダレがでちゃう。
良いですね、どんどん増やしましょう。全国でやったらいいと思います。「うちの県のハッシュタグは○○だよ〜」と教えていただければ、リスト作って載せます。
私の大好きなお花屋「Oblaat -オブラート」さんのアイデアも素敵です。
廃棄の花「ロスフラワー」に再び命を吹き込み、「おうち時間」を楽しんでもらう。
お花も、お客様も、店主も幸せになれる究極のアイデア。
コロナ巣ごもりの影響で、多くの店舗が集客に苦戦している状況の中で、オブラートさんはいつもと変わらず、楽しそうに運営している。
状況に応じて、臨機応変に立ち回れる柔軟さと、発想の豊かさ。そして、磨かれたセンスが「いざ」というときに大きな武器となります。
コロナウイルス対策を書こう
飲食店や、美容室など、実店舗を経営している場合は、「こんなコロナウイルス対策をしています」と書いておくといいのかなと思います。
たとえば、テイクアウトをする場合でも、これが書かれているお店と書かれてないお店では、印象がずいぶんと異なるものです。
もちろん、書いたからにはきちんと実践して。お客様が安心してサービスを利用できるようにしましょうね。
今こそ学びのとき。
突然やってきたコロナ不況。
こんなとき、日頃からSNSなどネットを駆使して運営しているお店と、ネットとは無縁のお店では、“すぐにできる対策”に大きな差が生まれます。
もし、LineやInstagramでお客様とつながっていたら。
スマホひとつで、お金をかけず「未来で使える割引チケットつくったよ」「テイクアウトはじめたよ」の一言で、支えてくれるお客様がいるかもしれません。
日頃がんばっているお店ならなおさらのこと、応援したいというファンは多くいるはず。
いざというときに、発信できる手段を。お客様がサポートしやすい環境を整えて、またいつかくるかもしれない緊急事態に備えてほしい。
集客を実店舗だけの一本化にしないで、ネットや、新しいサービスなど、あらゆる手段や技術を身につけて。
今こそ、柔軟性を養うとき。「学び」のときです。