quote(クォート)|世界中から集めた小粋なデザインたち。

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ドイツの焼き菓子とコパンダ

あっという間に12月。

2019年末、コロナ禍が始まってから約4年。

繰り返されるパンデミックの波を乗り越え、まだ完璧ではないものの、日本にもようやく日常が戻ってきた2023年。

この1年を振り返り、みなさまはどうお過ごしでしたか?

quoteはといえば、今年に入ってすぐ「これをやるぞ、あれをやるぞ」と張り切ってたくさんのリストを作っていたのですが、そのほとんどが手つかず。

それは決してサボりまくっていたわけではなく、2024年の新たな商品展開に向けて準備を進めていたり、パワーアップのためサイトリニューアルを提案中であったり。

さらには、 田舎への引っ越しによってスタートさせた菜園生活と雑草との戦い。

どうぶつスタッフの犬くんが認知症を患い、介護生活もはじまり、、

SNSではやや静かにしておりましたが、毎日はそれなりに忙しく、荒れ狂う環境の中、みんなで元気に疾走しておりました。

そして1年で最も大きなショップのイベント「ブラックフライデー」が終わり、ほっと一息ついた頃。

今年も届きました、愛しのシュトレン。

ありがたや、ありがたや。

手書きのメッセージには、優しい字で「イチジク入りです」と書かれていて。

その場で小躍りしてしまいました。

イチジク、大好物よ。

パンダさんにハマりまくっているらしく、パンダクッキーまで付いていた。

食べれない食べれない、可愛すぎて食べれないっっ!!

(食べたけども!! とても美味しかったけども!!)

包みを開けると、鼻の奥まで広がる豊かな芳香。

「んは〜っ」

香りとは不思議なもので、このアロマを嗅いだ瞬間、これまでシュトレンと過ごしたDecemberな思い出がいっきに蘇って。

幸せな気持ちと、儚い時間への切なさと、さまざまな感情が入り混じり、センチメンタルな気持ちに。

さて。

ここで「シュトレンとはなんぞや?」という方のために、ちょいと知恵袋をご披露。

「シュトレン」はドイツの伝統焼き菓子のこと。

薄くスライスして、一切れずつ食べながら、クリスマスの訪れを待つのだそうです。

ラム酒漬けのドライフルーツやナッツ、スパイスがぎっしり詰まっているので、熟成発酵し、時間をかけてゆっくり食べるのがおすすめなんですって。

こちらのシュトレンは非売品なのですが(紹介しといてごめんねー!)、最近シュトレンはパン屋さんやパティスリーでもよく見かけます。

気になる方はゲットしてみてね。

クリスマスを待ちわびながら少しずつ食べる、その時間がなんだか幸せで楽しいのです。

華やかな香りにつられて、やってきました。

犬の嗅覚を持つ猫「クロダヌキ」。

猫は食べれないので、お膝でクンカクンカのみ。

「今、セロトニンがすごい出てる」

「ほんと美味しい。やっぱりこれが世界一のシュトレン。」

そんな会話を楽しみながら、quoteの人間たちは今年もおいしいシュトレンをいただけたことに心より感謝するのでした。

年末まで残りあとわすか。

みなさま、お体に気をつけて、無理なくがんばりすぎず、お過ごしくださいませ。