どうぶつ基金に寄付いたしました
こんにちは。2019年前半もあっという間に終わりましたね。
梅雨の季節は、当店の猫たちもどこかまったりとしていて、いつもよく寝ますが、いつも以上によく眠っています。人間スタッフも湿度のせいか鈍い肩こりや頭痛があって、心もどんより。
そんなアンニュイな木曜日の午後、クロダヌキ(当店の黒猫)がむくりと起き上がり、
突如、おこ(怒)。
スタスタとパソコンに向かい、なにやらポチポチ。
ポチポチ。
…ああ、そうか。その時期か。
当店では定期的に、動物保護をコンセプトに販売した商品の売上の一部を寄付しています。
今回の集計は6月末を予定しておりましたが、忙しさに追われすっかり失念しておりました。→クロダヌキの「おこ」理由。
さすが当店の「動物保護 企画部長」、クロダヌキ。こういう仕事だけは決して忘れません。
今回も一定の期間を設け、ご注文いただきました猫Tシャツ311枚の売上より、31,900円をどうぶつ基金に寄付しましたのでここにお知らせいたします。
当店の商品を購入してくださったお客様、応援してくださったお客様、きゅうぽんちゃんと、イラストレーターの山中玲奈さん、本当にありがとうございました。
どうぶつ基金は「さくらねこTNR」を実施する公益財団法人です。
「飼い主のいない猫」に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す。その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、過剰な繁殖を防止。
「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、殺処分の減少に寄与する活動です。
寄付金は主に無料不妊手術の獣医療費に使用されます。その他、助成金や、広報費、事務費、人件費等活動全般に使用されるそうです。
「耳を切るなんて、残酷じゃない?」
私も、最初に見たときは「痛いのかな..? 」と思いました。 でも、そんなことはないのだそうです。
「さくら耳」は、この猫は不妊手術済みだよ、という証で、だれが見てもわかる大切な“目印”。
生命のコントロールが正しいことなのか、それは誰にも分かりませんが、少なくとも繁殖しすぎた野良猫たちの悲惨な末路(虐待や殺処分など)に比べると、ずっといい。
繁殖し続け、膨大な数の命が痛々しく消えていくのをただ傍観しているよりは、今生きている子たちを全力で守る。いつの日か、動物も人間も幸せに暮らせる日が訪れるように。そんな想いを胸に、コツコツと活動されています。
そういえば、猫の楽園「マルタ国」の猫たちも、耳カットされてたなぁ、ふと思い出しました。世界中で実施されているんですね。
マルタの地域猫も、ボランディアの人たちにお世話をされながら生活しています。公園や道端にたくさんの餌入れやケージが置かれていて、多種多様の猫に会えることから、猫好きにとっては聖地のような場所。
↑マルタの猫スポット「インディペンデンスガーデン」にて。
微力ではありますが、quoteもそんな活動をサポートさせていただくべく、quoteも動物保護プロダクトの売上の一部を寄付する形でどうぶつ基金さんをサポートしているのです。
耳カットは猫が痛みを感じないように、麻酔を使って行われ、出血もほとんどないのだそう。
まるで桜の花びらのような「さくら耳」を持った猫の裏側には、野良として生きることを尊重し、サポートし、その消え入りそうな命を必死で守っているボランティアの人たちがいる。その「さくらマーク」にはたくさんの愛情が詰まっている。
興味を持った方は、ぜひサイトをご覧くださいね。
みなさまのご協力、本当にありがとうございました。